【小屋プロジェクト】10月8日森の学校のようす

前回の森の学校では(ピッコロ年長さんと卒園児を中心とした活動です)床板張りを壮快に終えた。
でも作業後半、小屋の下を覗くと打った釘がたくさん出ていることを子どもが見つけた。打った釘を抜く子どももいた。
その釘で小さい子どもがケがをしたら困ると子どもたちは心配した。

今回森の学校の朝の会で先生は、小屋の下に釘がいっぱい出ているね、それから床板がぷかぷかしているところがあるね、それを今日やろうか、とその2点だけを子どもたちに伝えた。
道具を持って何となく小屋に集まる子どもたち。上級生が始めようか、の合図をちょっとした。
床下に行く子、上に上がる子、決めなくてもかってに始まる。
            
下からトンカチでたたく音が響き、上にいる子が音のするところへ行く。そして少しずつ上がってくる釘を抜く。

レジャーシートを持って来て背中にあて寝転びはじめた。


下から釘をたたくと、木屑やほこりがたくさん落ちてくる。ついに布をかぶってたたきだしました。(スタッフです!)


上にいる人に声をかけなくてもするすると釘が上がって行く。「うわ〜上がった!上がった!」下で作業をする人は大喜び。大変な作業なのに笑い声もたくさんだった。


抜いた釘の穴にガムテープで番号をはり出した。

「(今度釘を打つ時)ガムテープをはがしていって、番号が抜けていたら、何番が無いってわかるでしょ」釘の打ち忘れがないようにということだった。

みんなで200本以上の釘を抜いた。
今日のこの釘をひたすら抜く作業を子どもたちはどう受け取るのだろう。大変だったから早く家に帰ってゆっくりしたい、という子、楽しかったと言う子、感想は色々だった。

次に何かを作ろうと思ったときに、これを思い出し慎重になるのか、あーまた釘出ちゃったか、じゃ、直そっ。って切り替えられるのか。どちらにしたって自分で考えている。

在園保護者 稲村