今日のピッコロ〜異国からのお客さま〜

今日の視察は中国からの教育関係者の方々でした。

寒いので火を焚いて、全員が座れるようにイスを運んで。
後ろの人も暖かくなるように座る位置も調整します。

中国語を調べてきた子はメモを見ながら一生懸命話します。
言葉の違う人がピッコロに来てくれる、話したい、伝えたい気持ちが生まれて形になっていきます。
すべては自分の気持ちを知ることから始めるのです。

朝も帰りも、予定時間を延長して、熱心に様子を見て行かれました。

「ザイツェン!!」と見送る子供たち。
視察に来てくれた人には、いつも〝また会おうね〟と信じる気持ちが前面に出たキラキラの顔で手を振ります。
それが、今日はいつも以上に声が大きく、少し様子が違う子がいることに気付いた中島先生。
バスが行ってしまった後、年長組の男の子に質問をしていました。

「今、どんな気持ち?」
「、、、さみしいきもち」
「なんでさみしいの?」
「、、、なかなか会えないから、、、」

中国の人たちとの出会いと別れが、ニュースや授業では感じることがない何かを運んできてくれたようです。
このやりとりを聞いていた別の男の子の言葉。

「はなれてても、友達だよ」

こんなキザなセリフが子供から、素で出てきます。
心洗われる日々です。

年中組保護者 広報係 吉田みーこ