ポップコーン 2012 その③

明日はいよいよ感謝祭!!
パイナップル組(年長)が自分達で作った屋台でポップコーンを売る
看板、メニューも書いたし、屋根の色も塗った

今日はお客さんにあげる、おまけのポップコーンを作る
先日パイナップルがポップコーンを作っている間
うさぎ(年中)、おばけ(年長)は
「パイナップルになったらこんなことができるようになるんだ」
「こうやってつくるんだ」
「自分も大きくなったらやってみたい!」
と大きくなることを期待できるよう一緒に見ていたが、
6種類もあったので
ちょっとたいくつそうにしていた

今日はうさぎ、おばけが自分で選択できるよう
聞いてみた
先生「森や川に行く人と、
ここでパイナップルのポップコーンを作るのを見る人、どっちがいいかな?」
先生「森や川に行く人立って」
まきくんを除いて全員立つ
先生「ポップコーンを見る人」
まきくんが立つ

昨日の帰りの会も同じ質問をした
3~4人「ポップコーンを見る人」で立つ
しかしパイナップルが
「ポップコーン食べないよ、試食なし、園庭でも遊ばないよ」
というと、まきくん以外の子が座る
まきくんに質問の意味がわかっているのかどうか、
もう一度聞いてみたがポップコーンを見るという

人に左右されない強さがあった
まきくんにその強さがあったことにちょっと驚いた
ちょっと前まで「ママ~!!」と泣いていたのに

うさぎ、おばけは森に出発!
パイナップルは早速作ることに
前回の反省も生かして(大人は何も言わず、自分達で考えている)
ポップコーンひとつかみに3個入れる
できあがり
「試食~」といい食べている
「あれ?試食なしってまきくんに言っていたのにいいの?」
「たくさんあるから~大丈夫~」
なんとまあ・・・臨機応変?(笑)

何度もやっていると
ポップコーンの粒がはじけずそのままの状態で残ってるのが多くなってきた
すると、大きなお椀とはしを持ってきて
はじけたポップコーンをお椀に1つずつ、はしでつまんで入れている
「どうしてそうしているの?」
「分けている」
「どうして分けているの?」
「はじけていないのはお客さんに出せないから」
ちゃんと理由があった
その出せないポップコーンの方を
「まき食べていいよ~」と教えてまきくんはそれを食べる

見ていると、パイナップルがまきくんに手厚い対応をしている
ポップコーンをやっている所を見ているまきくんの手を取り
たっちゃんが「一緒にやるよ~」といい
ポップコーンの入っているフライパンを一緒に振る

最後、溶けたキャラメルがスプーンにたくさんついて回し食べをしていた
全員に回りおえるがまだたくさんついていた
そのスプーンをまきくんに渡しながら
「まき全部食べていいよ~」

また、まきくんはいい方(はじけている方)の
ポップコーンもちょこちょこ食べていたが誰も何も言わない
「いいの?」と聞くが
あいちゃん「まきはお客さんだからいい」
たっちゃん「まきはせっかく残ってくれたから」
こうようくん「だって遊ばないでいてくれるんだよ~」

まきくんが残っててくれたこと、自分達を見てくれているのがうれしい
みんなは遊びに行ってしまった
でもまきくんは遊ばないで見ている
その応援してくれている気持ちがうれしかったということかな~
見ていてほしい

最後にたっちゃん「まきはパイナップルのポップコーンを作るところを見る人が
誰もいなかったら、パイナップルがかわいそうだから立ったんじゃない?」(来たんじゃない)
そこも考えていた

こないだ屋根を塗っているときに
つむぎくん「これじゃ売れて売れて売れまくるね~」
明日はどうなるかな~?楽しみだな~

スタッフ まなみ