ポップコーン 2012 その②

10月20日(土)は
ピッコロの感謝祭
パイナップル組(年長)はポップコーン屋さんをすることに

その準備をどうするかお弁当を食べながらあいちゃんと話していた
あいちゃん「ポップコーンを入れる、入れ物がないよ」
ということで作ることに
あいちゃん「ポップコーンを入れる袋を作るよ」
と言うと、食べ終わったパイナップルが集まる
目に入ったのは、はんこを押すときに使う、細長い机
あいちゃんが机を運び、袋を作っていく

最初2~3人だったのが
徐々にやる人が増え、7人が小さい机に集まり
紙で折っていく
肩を寄せ合いながら作っていく
誰も、もう1つ机を持ってくるとならなかった
持ってくるのがめんどくさかったのか?
肩を寄せ合っているのが心地よかったのか?

密集しながら
ポップコーンを売ったお金をどうするのか聞いてみた
去年は
服を買う、おままごとを買う、剣を買うと出たので
今年もおもちゃになるのかなと思っていた

すると返ってきたのは全く想像していなかった言葉だった
あいちゃん「ピッコロでお金を使う」
私「どういうこと???」
あいちゃん「何かあったとき用にとっておく」
こうようくん
「非常用、火事とか地震で食べ物や水がなくなったときに買うから」
あいちゃん「ここの水(ピッコロの水)は飲めなくて
持ってきた水が全部なくなったら清里まで買いに行く」
先生「ずっといる間に使わなかったら?」
こうようくん「うさぎ(年中)、おばけ(年少)に渡す」

そんな所まで考えていた
自分達で稼いだお金
自分だったら、、、寒くなってきたから暖かい靴下でも買おうか、
それともちょっとおいしいものでも買おうか、、、なんて考えてしまうが
あいちゃん、こうようくんは
自分のほしい物、買いたいものではなく、生きるための物を買うという
今どこで何がおきるかわからない
そのときのために蓄えておく
目の前だけの利益だけでなく、一番大切なものを守るために使うというその考えに
倒れそうになった
今日も一日驚きすぎた~

スタッフ まなみ