今日はおいしい学校でパンを買ってピッコロまで歩く日
昨日、帰りの会で200円持ってくることを先生が話す
自分でお家の人に話し、忘れてくる子がいなかった
昨日、お休みした子がいれば、
今日お金を持ってくること知らないから大丈夫かな?と心配する子ども達
それが家に帰ってからも、車の中でも今日になっても心配している
日々が続いている
挨拶をしてお店に入る
なんと!
お店が汚れてしまうからときれいな靴を持ってきてすでに履き替えている
ここまで先を読む
まずはパイナップル組(年長)から買いにいく
見ると!なんと!!!
パン屋さんがおっぱいパンを作ってくれていた!!!
前回、パン屋さんでおっぱいの話をしていたことを覚えていてくれて
わざわざ作ってくれていた
(ありがとうございます)
そのおっぱいパンを迷わず、あいちゃん、まどちゃん、みおちゃんが買いにいく
(決断は女子が早い?)
少し悩み、ぜんちゃん、はると(き)くん、こうようくんが買いに行く
なかなか決まらない、あっくん、かいちゃん、れんちゃん、たっちゃん
かいちゃん、たっちゃん「これにする?」
一緒のパンにしたいかいちゃん、たっちゃん
あっくん「でも買えないかもしれない、、、」
買えないかもしれないと悩むあっくん
れんちゃん「200円あるからこれは買えるよ」
買えるパンがわかるれんちゃん
「耳パンにする?」
「でもな~、、、」
「ラスクにする?」
あーでもない、こーでもないと悩む男子4人
なかなか決まらないので
先生「うさぎ(年中)呼ぶよ~」
と、うさぎが選ぶ
それでも決まらないので
先生「おばけ(年少)も呼ぶよ~」
と、おばけも選ぶ
それでも決まらないので大人も選び終わり、
パイナップル男子4人やっと決まる
そして
ピッコロに歩く
今日はパイナップルは違う道で歩く
うさぎ、おばけは両側にお米が見える農道を歩く
(この時期、周りが田んぼなので金色に染まってとてもきれい!)
途中、左側に用水路(水が流れている)、右側田んぼという道を歩きはじめた
すると、だいちゃん(年中)「りょうせいくん(年少)、
こっち側だと落ちると危ないから」
と言って、左右入れ替わる
危ないと思う方をだいちゃんが歩く
田んぼに落ちても流れていかないが、
右側の用水路は流れてしまい危ないと判断
だいちゃんがりょうせいくんのことを考え、りょうせいくんを守りながら歩く
かっこいい!!!
途中「やまたいちょう~~~!!!」
あたりに響きわたる声
言葉の意味はわからないけど、うれしそうに楽しそうに声を出す
遠くの遠くまで聞こえるように大きな声
(パイナップルのみんなには聞こえていたかな?)
かと思えば、道に寝転がる、踊る、歌う、だいちゃん、こやちゃん
(こんな姿初めて見た!)
みんながそれについていく
一方、はなちゃん(年中)、かほちゃん(年少)は大変なことに
あの小さな体に水筒たくさんつけて、5個も6個もリュックを背負っている
2人の「リュック持ちますよ~」の声に集まるリュック、水筒
周りの子が「持って~」と言うのではなく
「持つよ~」
しかも、お弁当も着替えもカッパも何もかも入っているリュック
1個や2個ならまだわかる
3個、、、4個、、、と増えるたびに大丈夫かと心配になる
だんだん歩くのがゆっくりになってくる(しかも上り)
テンションが上がっている(リュックを持っていない)人を見ながら
はるひとくん(年中)
「なんで持たないの?持たせると人(はなちゃん、かほちゃん)
が重いと思う」と言う
ずっと2人の後ろを歩いていた
重たそうにしている2人をみて「持てるよ」
と声をかけ続けていた
遊んでいる子たちも、遊んでいるようでちゃんとその様子を見ている
大変そうなのも知っている
何度も2人の所にきては「持つよ~」と手を伸ばすが
「いい、大丈夫」と断る
2人のその言葉をみんなが尊重しているように見えた
子どもはどこまで考えているのだろう?
そしてはなちゃん、かほちゃんは
どうしてそこまで?
やり通したい、やり遂げたい気持ち?
もう大人が見ているだけなのは、申し訳ない気持ちになってくる
本心で手伝うよと言ってみたが首を振る
(いつもは重たい机とか運んでいる子に対し
「手伝うよ」というと「自分で出来る」と、
がんばることができるのでわざと「手伝うよ」と言うのだけど)
すると、はなちゃん
「かほちゃんとはな、帰りの車で寝ると思う」
そして、にこにこしながら
「雨の日みたい~~汗が~~」
なんと、この状況を楽しんでいた
スタッフ まなみ