新年度が始まり一週間
お母さんと一緒に登園してきた子ども達だったが
今日から預かりになる子が多い
ピッコロでは子どもの様子もあるので
この日から預かりになりますなど特に日にちを決めていない
新入園のMちゃんは
夜中に起きるなど前の日から緊張し心も体も準備している
敏感になってお母さんにくっつき離れない
でも「Kちゃん(こちらも新入園児)はどこにいる?」
と、お友達も気になる
そして周りの様子もよくみている
「さて、お母さん行くね」
とMちゃんのお母さんは行ってしまう
今まで子どもとずっと一緒にいて離れてしまうお母さんの気持ちと
お母さんが行ってしまい泣き
さみしい気持ちのその両方が伝わってくる
子どもをお預かりする以上、安全を第一になので
道路に出てしまわないよう抱っこする
がんばれ~と心の中で応援しながら
朝の会が始まりなんとか座ることができた
しかし
「おうちに帰って本読んで寝る」
「夜起きた。でも(パンツ)ぬれていなかった」
「おうちでおにぎり食べる」など
なみだ目でたくさんお話しする
一生懸命泣かないようにがんばっている姿に
こちらもうるうるしてくる
森を歩いているとき
なんども「K(お母さんの名前)に会いたい」
「家に帰りたい~」と泣く
まつぼっくりや木の枝を拾い
お母さんにおみやげを探す
そしてまた思い出し泣く
すると「お腹すいたから帰りたい~」の言葉がでて帰ることに
お昼を用意し食べ始める頃には
今まで泣いていたのはどこへ?というぐらい
色々お話しする
「お母さんはMちゃんピッコロにいて心配していると思う」
「どうして?」
「トイレにいけるかな?って」
心配しているのではとお母さんの気持ちを考えている
「K(お母さんの名前)がバイバーイってしてたら、
それみていたら泣いちゃう」
その様子を思い出して泣いちゃう自分を想像している
「お母さん迎えに来ないかな?」
「来たらなんていうの?」
「迎えにきてくれてありがとう
いっぱい食べ終わったよ」
いっぱ~い頑張ったよということを伝えたいMちゃん
本当によくがんばったね
これからもよろしくね
まな