ある日の朝の会
今日はニュース
お休みの間のことでもいいし
今朝のことでも何でもいい
特に順番は決まっていないので
自分のタイミングで話していく
「他に言いたい人いないかな?」と
声を掛けると
保育スタッフと同時に、あやかちゃんも立ち
同時に話すが、お互いに譲り
話すタイミングを探していた
それを見たきりゅうくんは
あやかちゃんに
「もーおばさんなんだから」
(冗談っぽく、嫌味な感じではない言い方)
その場の雰囲気をどうにかしようと一言
すると、あやかちゃんの目から涙が!
それを見たきりゅうくん
「すまないね~」
と本当にすまないねという顔をして言ったが
涙が止まらない
すると、パイナップル(年長)女子
みみちゃん、Aちゃん、まどかちゃんは
同時に立ち上がり
あやかちゃんのそばに駆け寄る
みみちゃん 「大丈夫だよ~」
と、言って顔を見ながら優しく背中をさする
Aちゃん 「やらなくてもいいよ」
と、どっちでも自分で決めていいんだよと
優しい言葉をかける
まどかちゃんは 「だめだよ~
もうすぐ一年生になるんだから」
と、あえて厳しい言葉で元気づける
3人それぞれ違う形で友達を心配している
その言葉を言った子を責めるような言葉はなかった
その場をどうにかしようとして言ったことが
子ども達にはわかっていた
あやかちゃんの涙が止まり
「どうする?やる?」
と3人が聞くと
静かにうなづき
ニュースを話した
みんなが心配していることがわかり
心を寄せてくれた友達がいて
自分で立ち上がることができた
小さかった2年前のことを思い出し涙~
大きくなって、もうすぐ一年生!
まな