笑いつかれた~

森を歩いていた
まどかちゃん、ここちゃんが内緒話をしていた
何を話しているのかな?と思いそっと近づいて聞こうとしたら
二人で「ないしょ~」
と教えてくれない
(年長さんだし大人の入れない所も出てくるよね、残念)
と思っていたら大きくて太い松の木の上を指差し
ここ「ないしょだよ、トトロがいそうだって!」
と小さい声で教えてくれた
私「ほ、本当だ~!!」
すると
まどか「夜だとトトロに会えたのかも
お泊りのとき、上まで来ればよかった~」
私「本当だね~」
しばらく松の木の上を見ていた

すると、突然
ここ「なんだか気持ちいいね~」
その場の雰囲気が暖かかった
穏やかでゆっくり時間が流れる感じ
3人でしばらく何も見ずぼぅ~としていた
このままずっと続けばいいなと思っていた
ら・・・

ここ「あっ!木がゆれてる」
★笑う
(下の方にいる子が木をゆすっているのを指差しながら)
「なんで?」
★笑う

まどか「トトロは大人には見えないんだよ」
私「そうか~見えないんだ」

ここ「またゆれてる」
(さっきの木を見ながら)
★笑う
一瞬止まるが
また顔を見合わせ笑う
また止まる
また笑う
おかしくてたまらない
(また木を見て)
「またゆれてる」
また笑う
顔を近づけて笑う

すると
まどか「私たちなんで笑っているんだろうね~?」
★大笑い
ここ「なんで笑っているんだっけ?」
★大笑い
本当におかしくて楽しくておかしくて
心の底から楽しんでいた
とてもいい時間

しばらく笑い合い、森を歩き出す
落ち着いてから
ここ「また3人ごとしよう!」
まどか「3人で集まって独り言していたんだよね~」
ここ「笑い疲れた~100パーセント電池切れた~」

その場にいられたことにありがとう
このままずっと笑顔でいられますように

スタッフ まなみ