転がる、敬礼、背筋

今日は台風の影響で雨
お昼はビニールハウスで食べることに
テーブルと椅子を出して準備をする
ピッコロの椅子は、丸太の木を切り出した木そのもの
テーブルは子供用ではない、作業で使うような木でできていて重い
それを2人で運んだり、何人か一緒に持って運ぶ
これまたとても重たい

用意が出来てみんなそろって「いただきま~す」
みんなおいしそうに食べる
そしてよく食べる
食べ終わり片付けが終わった子は外で遊んでいる
しかし、机が6個、そのままで出しっぱなしになっているので
「机どうしようかな~」と小さくつぶやくと
うさぎ組(年中)のあっくん
「ぼくがやる」
と、とても張り切っている
「1人でできるよ」
と、やる気満々
机はとっても重たいので引っ張ったり押している

ビニールハウスはでこぼこしているので(平らではない、坂になっている、段になっている)
そう簡単にはいかない
そこを動かしていく

1個目が片付けられ
「ねっ、1人で動かせるでしょ」
と満足そうな顔をしている
まだたくさん残っているテーブルを見て
「これも1人で出来るよ」
と言いながらもう1つ運ぶ
1個目のテーブルの上に重ねて置こうとするが
重たく持つところが無い
なかなか持ち上がらない
すると、右側を持ち上げたら今度は左側と交互に動かす
少しずつ、少しずつずらしながら
乗せることができた

結局、「1人でできるよ~」と言いながら残りも片付けてしまった
「やったね~」というと
なんとも言えない顔になり地面に転がる
うれしそう!!

「さすが!!パイナップルのあっくん」
と言うと、手をおでこにつけて敬礼
なんだかカッコいい!!

そして、「パイナップルのあっくん!すごいね~」
と言うと地面に転がり背筋をやり始める
うれしくてどうしていいかわからない感じ

1人で片付けることが出来たことも自信になり
人の役に立つことがうれしいあっくん
パイナップルと呼ばれることがこんなにうれしく
どうしていいかわからなくなるぐらい喜んだあっくん
こっちにもうれしい気持ちが伝わってきた

スタッフ まなみ