のこぎり

春に子ども達とかぼちゃの種を畑に埋めた
それを今日収穫することに
子ども達に
「かぼちゃを収穫しようと思うんだけど何で切ろうかな」と聞くと
「はさみ~」ピンと来ない感じ
「・・・・」考え
「のこぎり~!!!」
そうだ、そうだと皆「のこぎり~」と言って走って持ってきた
でもかぼちゃを切るのに、のこぎり!?
ふと思ったが、やってみることに
「のこぎりなのでパイナップル(年長)にお願いしようかな」と言うと
4人立候補がでる

早速かぼちゃの周りに集まり切り出した
まず1人目
ちょっと切ったら次の人と交代した
いつもならぐわーっていう勢いで切ってしまうのにと思っていると
次に2人目
少し切ったら交代した
(ん?なんで?)
そして3人目
切りだした
なかなか切れなかったので、もっと力を入れて切ろうとすると
立候補したほかの3人が
「もう終わり~」
「ここまで~」と口をそろえて切ることを止めさせた
言われた子はなんで止められたのかわからない
「なんでだよ?」と小さい声で言っている
そして4人目
少しつながっている部分を切り離した

そこで子ども達に聞いてみた
「どうして、途中でもう終わり~って言ったの?」
と聞くと
「だって順番だから」
その言葉にみんな、ということが入っていた

全部切ることをしなかった
立候補した全員が切っていなかったから残した
最後の子も切ることができた
そんな話を決めたわけでもないし、みんなで切ろうとも話してもいない
だけど3人はわかっていて
他の人のために残した
そこまで考えられる子どもたち
今日もすごすぎた~~!!!

スタッフ まなみ

これが順番にやるということなのか