パイナップル

先日、歩いてぶどう畑に行ってきた
スタッフの旦那さんがお仕事しているぶどう畑
リュックを背負って
さぁ出発!ぶどう遠足へ

朝の会でぶどう遠足に行く話をしていた
(ぶどう畑に行くためには道路を渡らなくてはならない)
すると「おばけ(年少)は道路危ないよ」と
パイナップル(年長)から声が聞こえた
「じゃ、パイナップルとおばけが手をつなぐ」という話に
道路を歩いていくので心配している
自分のことだけではなく、おばけの心配
さすが~
そして、出発!!
ちゃんと手をつないでいる
しかも道路側をパイナップルが歩いている
道路側は危ないことを知っている

どんどん歩きぶどうの畑に着いた
ぶどうはおいしそうに色づいて収穫を待っている
列になって歩いて見てまわったが
ぶどうの木とぶどうの木の間に入る子も、取って食べる子もいない
着いたときに一回、話をしただけ
「ぶどうは今日取ることはしません」
「ぶどうの木とぶどうの木の間に入ってはいけません」
しかし、見ていると食べたくなってきた
(だってとってもおいしそう!!)
すると、おばけが「食べたいね~」と言うと
パイナップルが「今日は取らないよ~」
きつ~くいう感じではなく、やわらかい感じで言う
その言い方がすごくいい!
言い方ってすごく大切~
怒って言われるのとやさしく言われるのと感じ方がちがう
(その場によると思うけど)
この場はこれでいいと思った
私も見習わなくては・・・

見てまわりお礼を言ったらお昼の時間になった
たくさん歩いたのでお腹もすいた
畑から食べる所まで行くのには道路を渡らなければならない
先生が「電車で行くよ~」というと一列になる
ごちゃ~っと集まっていた集団があっという間に一列に
早い!
早速、電車で歩いていると最初はきれいに一列になっている
しかし、、、
やっぱりおばけ
だんだん斜めに歩いていったり、2列になって歩いている
そこを、ちゃ~んと見ているパイナップル
「一列だよ~」
「前の人を抜かさないよ~」(抜かすときに2列になってしまう)
と言いながら
手を引いて列に戻している
言葉だけでない
やさしさが伝わってきた

スタッフ まなみ