かっこいい所

お昼ごはんを食べ終わったあと、年長のあやかちゃんと舞踏会の話をした
本当の話ではなく想像の世界の話
そして話は王子様の話へ
「あやかちゃんの王子様ってだれかな?」と聞くと
「きりゅうくん」(年長)
「へえ~!そうなんだ~!」(ストレート!)
「きりゅうくんに言ってもいい?」と聞くと
(だめ~と反対されるかと思っていたのに)
「いいよ」
(え?言ってもいいの?)
本人はいたって普通、にこにこしてうれしそう
そして「どこがかっこいいの?」と聞くと
「たたかっている所」
(そこなんだ~)

そこできりゅうくんに言ってみた
「あやかちゃんがきりゅうくんのこと王子様でかっこいいだって」
きりゅうくんの口元がにやっとゆるみ、鼻の下が伸びた!!
「たたかっている所がかっこいいんだって」と言うと
ちょっとはずかしそうに去っていく
そして私たちからちょっと離れた所で、きりゅうくんがあやかちゃんに耳元で何か言っている
(なになに?聞きた~い)
あやかちゃんを呼んで聞いてみた
「なんて言っていたの?」
「パンチしている所、、、だって」
(???)
オレのかっこいい所をそういう風にいってほしいということみたい
自分のこと、そんなこと言うんだ~
おもしろい!おもしろすぎる!

そのうち恥ずかしくなってきて「誰にも言わないで~」と言う日が来るだろう
好きな気持ちを相手に伝えたい、今はその気持ちを大事にしてもらいたいと思う

帰りの会でも仲良く隣に座っていた2人
しかもみんなと一緒のところではなく、みんなから二歩ほど離れた所に2人で・・・
そんな姿ずっと見守りた~い

スタッフ まなみ