園庭に石が埋まっていた
それをきりゅうくん、たっちゃんが堀り、虫を見つけていた
あり、わらじむし、よくわかない黒い虫、長細い白い虫
色んな虫が地面の下で生きていた
それが見たくて石を探して動かして、虫を見つけていた
すると、埋まっているレンガを見つけた
動かしてみたが下には何もいなかった
「何もいない~」
「なんで?」と考えていた
すると、きりゅうくん「レンガは住みにくいんだよ」
「!!」
虫の立場に立って考えた
レンガは住みにくい
「住みにくいね~」
するとその横に大きい石が埋まっていた
どうみても動かせそうに見えない大きい石、岩?といってもいいぐらいの大きさ
「今度はこれを動かそう」
そう言ったかと思うと
「スコップ!!」と言いながら走り出す
手でもちあげようとはしなかった
大きさだけで判断した
見ただけでスコップが必要と考えた
持ってきて少しずつ端を掘り始める
なかなか動かない
「クレーン車でもちあげようか」
「でもクレーン車ここにはいないし・・・」
どうしても持ち上げたい、いろいろ考えていると
先生が来て「何しているの?」と聞いた
きりゅうくん、たっちゃん「なにかいないかと思って」
そこにいた誰かが「もぐら?」と言った
たっちゃん「もぐらだったらたんこぶできるでしょ?ごつんって」
たしかにあれだけの大きい石の下、ぶつかったら「たんこぶ」できるよね~(笑)
想像力~
また掘り始める
すると少しすき間ができ、スコップを入れてテコの原理で体重をかける
「石がういた!!」
「でも暗くて虫がいるのか見えない~」
「懐中電灯!!」
「でもここにはないし・・・」
と言っていると
懐中電灯のある場所を知っている子が走って持ってきたので中をのぞく
子ども達だけでどんどん話が進んでいく
そしておもしろい
目が離せない
ここにいるとなにかのイベント、特別な活動は必要ないのだと感じる
何もない毎日
そこにたくさんドラマがある

スタッフ まなみ