かき氷

夏の暑い日「みんなでかき氷をやりたい」と声に出していた年長のせいや。

家にあるかき氷器と氷とカルピスをピッコロに持って行った。

前日、年長男子に「かき氷器持って行くんだ」と話していたらしく、

かき氷器を持ってきた2人と一緒に、みんなにふるまい、

かき氷パーティーになった。

「祭りでやるから練習したかった」

「暑いから」

「みんなが熱中症になるから」

それぞれの理由でかき氷をやってくれた年長男子。

 

帰りの会では、持ってきていた氷の量が少なく、

少ししか食べられなかった年中さん、年少さんは

「明日氷を持ってくる」と話している子もいた。

とにかく「明日もやりたい~~!!」という感じだった。

 

明日もやるぞ!と張り切っていたせいやだったので、

次の日の朝、家を出る時間になっても何も準備する気配がないので気になり、

「今日はかき氷いいの?」と聞いてみた。

すると、

「今日は寒いから持って行かない」

という。

 

何も持って行こうとしないせいやを見ながら、

(持って行かないんだな~)

(でも、持って行くと言っていた責任はいいの?)

(楽しみにしている年中さん、年少さんの気持ちは考えられている?)

など色々なことを思っていた。

ただ、持って行かない、、、というせいやに

何かひっかかる、違和感を感じた

 

(そういえば寒いからって言っていたな~)

(だれが??)

「だれが寒いから?」と聞いてみた

「みんなが」と答えるせいや。

みんなが寒いから、みんなのことを考えて持っていかないって自分で決めているのに

それ以上私が思ったことを重ねて言ってしまっていた。

私はなんてことを言っているんだろうか

ここまできてやっとわかった

 

子どもは大人が簡単に考えてしまっていることも、よくわかっている。

変なこと言っているな~とも思っている(笑)

だからなんでも変なことを言ってもいいのだということではないけれど、

変なこと言っても子どもは大丈夫ということが

子どもを育ててきてほんのちょっとだけわかってきたような気がする。

 

寒いから持って行かないよと決めているのに

持って行かなくていいの?と聞く私、、、笑

 

本当変なことやっちゃっているな~

色んな事をやりながら、失敗もしながら、

親はいくらでも子どものことを思い、考えさせてもらって

子どものそばにいさせてもらっている

前に進むぞ~~

 

保育スタッフ 年長母 まなみ