ちょっと前の9月の晴れた日に、プレピッコロの2回目が行われました。
実は7月だけの予定だったプレピでしたが、キャンセル待ちの方が多数おられて、9月にも開催することになったのでした。
小さいお子さんの一瞬はすぐに過ぎるもの。
その一瞬を、育児の大変さで流してしまうのは、とてももったいない。
私は入園係をしていて、未就園の親子さんと接する機会を多くもらっていること。
それに自分自身、子どもが0~3才の時に正解のない育児の大変さと、言いようのない孤独を感じていたからかもしれない。
この時期の、宝のような一日がとてもキラキラと輝いていて、保護者の方々はどなたも必死で頑張っていて、いつもプレピッコロでは心が打たれるのです。
だからキャンセル待ちの方を対象に、9月にも2回目のプレピッコロを開催することになった時は心から嬉しかった。
(7月のプレピを満席ということで諦めた方にはすいません。。。)
今回も朝の会~川へ~振り返りと、いつも通り順調。
振り返りの時間は、いつも濃密な時間となる。
子どもの見方が変わった瞬間の親御さんの顔。
そしてそれと同時に、その子自身が枠を超えてくる。
そこに大人たちは子どもの素晴らしさを見る。
何度経験しても、心が震える瞬間です。
子どもを見て感動することは多々あると思います。
自分の子どもが保育園でお遊戯会を披露してくれた時、小さな身体で頑張って、横の子どもに負けないように大きな声で歌っている息子を見て感動の涙を流しました。
しかし、お遊戯会の感動は、なぜか後から思い出しても動画を見てももう泣けないのです。
でも、この日、前回もプレピに来てくれたSくんが、心を開いた時に見せた笑顔を見た瞬間の感動は、今から思い出しても涙が出そうになります。
わが子でなくてもそうなのだから、わが子だったら。そこに動画は必要ないのですね。
子どもに関わる人ならみんな知っている、そういう瞬間こそが親・保育者としての喜び、大変な子育てが幸せな子育てに変わる瞬間なのではないかと思います。
お遊戯会がダメと言うわけではなくて、本当のその子に出会えた時の喜びは、何ものにもかえがたい。
『気持ちは裁かれない』
小学生である上の子どもたちがどんどん大きくなってきて、この言葉の重みを感じています。
大きくなってくると感情はヒダを増し、その子を取り巻く環境も複雑になり、そのままを受け止めるのはどんどん難しくなってきます。
だからこそ。の幼児期なのだと思います。
今週の25日に、今度はピッコロを飛び出して韮崎ニコリにて、プレピッコロでいうところの振り返りの時間にあたる、座談会形式のプレピッコロを開催します。
実際に中島先生とお子さんたちと触れあってその中でどんなドラマが生まれるか。
残席わずかとなっています。
こちらからお早めにお申込みくださいね。
入園かかり ともこ