この日は「おじいちゃん・おばあちゃんと森へ行こう」という日
お休みの中、おじいちゃん・おばあちゃんが20人も来てくれた
いつも子どもたちの為に支えてくれるおじいちゃん・おばあちゃん
一緒に住んでいる方、近くに住んでいる方も、
遠くから来てくれた方もお集まりいただき感謝の日だ
朝の会が始まる
丸くなって集まっている子ども達
その一方、ピッコロ入り口で、
はるとくん(年少)「ピッコロ行かへん~~」(関西弁)
と、泣いている
お母さんの手をとり、車の方へ引っ張っている
その様子を見ていた子ども達
何人か走ってきて、「どうしたの??」と様子を見に来てくれた
すると、
たおくん(年長)「行きたくない時あるよな~、みんなに言ってきてあげようか」
さらりと言い、みんなの所へ走って行く
すぐに、
たおくん「みんなに言ってきたよ~~」
戻ってきて、みんなに伝えたことを話してくれた
まず、ここで思うこと
困っている子の所に来る、たおくん
行きたくない気持ちをわかってあげる、たおくん
その気持ちを知らない他の子達の所へ伝えに行く、たおくん
戻ってきて、伝えたことを報告する、たおくん
この流れを自分で作っているということ
自分の気持ちを感じる
人の思いに共感する
自分で考えて行動する
人に伝える
この場にいる大人は指示を出していない
すべて自分で行動している
子どもは行動できる
今まで「行かへん~~」と泣いていた、はるとくんが
「家に行かへん~~」
に変わった
「?????」
あれ?急に変わった
どうして変わった?
何が起きたの?
そんな気持ちだったが、
はるとくんは歩き出し、朝の会の場所に座った
すぐにその場で聞いてみようかと思ったが、
朝の会が始まり色々やっているうち聞きそびれてしまい家に帰ってしまった
家に帰り、
どうして気持ちが変わったのかやっぱりわからない
どうして???
何で???
もや~~っとする気持ちが残る
家でせいや(年中)に聞いてみた
私「はるとくんが(ピッコロ)行かない~って言っていたのに、
家には行かない~ってなったのはどうしてだと思う?」
せいや「うーん、みんなが待ってるってわかったんじゃない?」
やっぱりそうかな
そんな感じがするけど確信がない
はるとくんのこと、何がおきているかもっと知りたい
このことを、後日はるとくんのお母さんに話した
「はるとに色々聞いていたら、
「みんな待っている」って、せいやくんと同じこと言っていました!」
気持ちをわかってくれていること
みんなが思いを寄せていること
朝の会を始めないで待っていること
子どもは日々、色々感じて大きくなっている
ぜひ、ピッコロを見に来て下さい
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令和2年 園児募集中です~
保育スタッフ まなみ