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野草天ぷら給食
うさぎ(年中)の保護者の佐藤です。初めてブログに寄稿させていただいています。
昨日は今年度お初の給食、野草天ぷらの日でした。
うさぎ(年中)組の母たちが中心となって季節に合った、もしくは子供達のご希望で、給食を行います。
ピッコロで給食の話が出て来たのは、卒園児のお母さんが「同じ釜の飯を皆で食べられたら」というのが始まりでした。
『自分たちで食べられるものを見分け、
自分たちで摘んだものを食べてもらいたい。
「自分たちでこれ取ったね〜」と言いながら食べる 。
「これは食べられないんだよ、これは食べられるんだよ」と
パインさん(年長)がうさぎ(年中)、おばけ(年少)に言っていくなど、
自分たちはできる!と自信にもつながります。
また、油で揚げている母の姿に母はすごいなど。
子どもたちはまたそこでも育ちます。 』
保育スタッフまなみさんのお言葉です
[#IMAGE|S110#]
⇧
今回は野草天ぷらサンドイッチ!ということで、子供達にはパンだけ持参してもらいました。
野草を摘みながらどんな話しをしているのか気になります。
皆思っていたより控えめに摘んで来ました。
給食さんたちがどんどん揚げていきます!
こちらはスギナ、よもぎ、、、ほかはなんでしょうか。
美味しそうに揚がりました!
カラスノエンドウ、ノビル、タンポポ、スギナ、ヨモギ、ミントなどなど。
ソースは母たちの持ち寄り。
マヨネーズ、豆腐ベースマヨネーズ、麹と醤油のソース、人参ソースなど、ピッコロ母たちの手作りソース多数!
キューピーマヨネーズ&タルタルソース、お好み焼きソースもありました。間違いのない美味しさです!
多種多様、それがピッコロらしくてすごく良いなと思いました。
東屋の下で机を並べて食べながら、おばけ(年少)組の子が「パーティーみたい」「誕生日みたい。ウフッ!」と楽しそうに話していたそうです。(普段は皆ビニールシートを持参してその上でお弁当を食べています。)
あとで中島先生から聞いた話しですが、おばけ組の女の子が
「これまずーい!食べたくない。」
と言ってその天ぷらを先生のお皿に乗せたそうです。するとパイン(年長)さんたちが、
「そんな事言っちゃダメだよ」
「せっかく作ってくれたんだから」
「お母さんたち悲しむよ」と。
先生は「でも本当に美味しくなかったらどうするの?」と聞くと、「我慢して食べる」と答えたそうです。
ピッコロでは自分の気持ちを言って良いし、本当のことを言って良い。そしてそれが一切評価されることのない場所。
でもだからって何でもかんでも言って良いということではない。人の気持ちもちゃんと考えなくてはいけない。
ホントその通りですね。(だからと言って「我慢して食べる」ことを押し付けている訳ではない。)
子供達がたくさん野草を摘んでくれたので、余った野草天ぷらは皆で持ち帰りました。
娘のあーちゃんは帰りの車中では興奮気味に1日のことを話していました。そんなに楽しくて嬉しかったんだな〜
「パンが余ってるから(妹の)ひーちゃんにも野草天ぷらサンドイッチ作ってあげる!」
「今日の夜ご飯、野草天ぷらサンドイッチでもいい〜?!」
そんな訳で夕飯もこうなりました。↓
もしこれが自分で摘まないで、大人が摘んで天ぷらにしていたらきっと食べなかったと思います。
でも自分で摘んだから食べたいし、皆にも食べてもらいたい。
今回私自身も初めて「野草を食べる」という経験でした。食べる前は「不味くはないだろうけど・・・」ぐらいに思っていましたが、意外や意外、全然アリ!美味しかったです!
庭に生い茂っている雑草さんたちはこんな風に食べれるんだと、嬉しい驚きでした。
持ち寄ってくれた多種多様なソースを天ぷらに付けてツマミながら、あれこれお喋りしつつ、給食母たちも素敵な時間を過ごさせていただきました。
良いお天気で天ぷらも美味しくて、ノンアルビールを持ってこなかったことを後悔しました。
次回の給食も今から楽しみです。