【小屋プロジェクト】6月4日森の学校のようす

ピッコロではピッコロを卒園した子ども(+ピッコロ年長さん)を中心に活動する「森の学校」が年8回程あります。その活動の一環に今年は小屋プロジェクトも加わりました。この日は伐採した木を運ぶ、小さな物置を解体する作業二手に分かれました。ロープの結び方を考える子どもたち。木を引こうとする子どもたちと、引っ張る木のそばにそれを遮る切り株があるのを心配する子ども。木を90度方向転換させてから引っ張ろうとする子ども。それぞれが考え、考えを伝え、ゆっくり、ゆっくり、でも作業を進めていく。
            小屋作りの場所にある小さな物置の解体。もちろん大人はどこから解体するのか指示はしない。物置にある薪などを移動する子ども、トタンを外す子ども、見守る子ども。物置の上にいる子を見ていた息子に「どんな気持ちでみていたの?」と聞いたらかっこいいなと思って見ていたと。
誰がその場を仕切るでもなく、それぞれが動く。作業をずーっと見守って下さっていた先生、スタッフはヒヤヒヤしていたと思いますが。生きていくモチベーションとは自分が何かしていこう、って思えることがたくさん見つけられることなのでは、と思いました。

在園保護者  稲村朋子