豆まき 2014

朝の会で今日は鬼が来るかもしれないし、来ないかもしれない
という話をしていた
鬼がきたらどうするかの話になる
だいちゃん「しかけをつくっておきたい」
しんさん「まめおいてつるんってする」
はるひとくん「あなをほってみずをいれておく」
上から水が見えると鬼は入らないからどうするか?
みんなで考え盛り上がる

ということで
急きょ、しかけ作りをすることに
どうやって作るのか
まず、大きいスコップを持ってくる
あっという間に持ってくる
シャベルも数に限りがある
ない子はどうするか?(どうすると思いますか?)
れなちゃん(年少)は
おままごと用にしているお玉を持ってくる(笑)
お玉でも掘れる
掘ることができるものを自分で考え探し持ってきた!!

どんどん穴を掘る
水を入れる
誰かが「水が見えちゃうから葉っぱ~!!」
というと葉っぱを集める
手で少しずつ運ぶ
何度も何度も運ぶ
誰かが「何度も行ったり来たり大変~」←ここがポイント
少ししか持っていけない時、どうするか?
私「こういう時はどうしたらいいの~?」
というと、子ども達
バケツ、鍋、葉っぱがたくさん入りそうな
入れ物を探して持ってくる
そこにいる大人は
「たくさん集められるように入れ物を用意してあげる」
ではなくて、
どうするか考えることができるように待ってみるということ
そうすると、
「たくさん集めて持っていくにはどうするか」
を考えることができる
あっという間に葉っぱが集まる
子ども達から「これでオッケー」が出る
あとは鬼が来るのを待つのみ!!

鬼が歩いてきた
あまりにも怖すぎる
逃げる子どもたち
☆果敢に豆をぶつけにいく、だいちゃん、けんくん
☆怖いけど泣きながら豆をぶつける、よ)ゆいちゃん
☆ビニールハウスの中の隅で、お互いの服をつかみながら
 ギュッと3人小さくなっていた、れなちゃん、ひろのちゃん、せ)ゆい
 赤鬼にビニールハウスを覗かれ、
 持っていた豆を落とし、床にばらまかれ、3人「わ~!!」と驚きの声
☆怖がるおばけ組(年少)に
 「豆をなげれば逃げていくよ」と話していた、はくちゃん
 いざ、鬼が来て必死で豆を投げていたが、追いかけてくる鬼から逃走
 お母さんにしっかりくっつく~
☆「前はピッコロで初めてだったからこわかったんだ」と話をしていたこやちゃん
 いざ、鬼がくると木の棒を手に、鬼の様子を伺う。なぜ、木の棒…!?
☆鬼と一定の距離をとりながら、豆を投げていたちーちゃん
 (怖くなかったそうです)

そこうしているうちに
なんだか急に子どもが少なくなった
どうしたのかと思ったら
たくさんの子がデッキの下にもぐり込んでいた(笑)
デッキの下~!!
それに気づいた鬼、デッキの下を覗く
「きゃー!!!」と下から声が聞こえる
鬼、大きすぎて入れないので長い棒でつつく
またまた
「きゃー!!!」
(怖いだろうな~)(笑)

そして、鬼は大暴れして帰って行った
ところで、気になる
しかけは、、、というと
鬼が帰ってから
(しかけの方に)「誘うのを忘れていた~!!!」
という子ども達(笑)
いい顔して笑う

温かく子ども達の様子を遠くから見ているお母さんお父さん
鬼の準備をしてくださっているお父さん(恰好もすべてお任せ)
例えば、長靴
自分の子どももいるので自分の子どもからお父さんだと
わからないよう子どもたちに知られれていない長靴を用意しているなど
子ども達に知られないよう細心の注意をはらってくれている

鬼は神様というさやとくん
お腹の中にいる鬼を取ってくれてありがとう
平和な世界になりますように
悪いことがおきないように
と願いながらの豆まき

毎年行われている豆まき
この日は子どもも大人もピッコロを感じる日

スタッフ まなみ