片足けんけん

森で急にやえちゃん(うさぎ組、年中)、
ゆいちゃん(パイナップル組、年長)が
「片足で立つ鳥みたいでしょ」
といい、片足で立っている
右足が左足のひざにくっつくぐらい足を上げて
ふらふらしない

しかも森
枯れ葉や木などのでこぼこの道
森の急な坂道で片足で立っている
2人ともかなりバランスがいい

それを見ていたみゆうちゃん(うさぎ組、年中)
「これできる?」
といいながら
片足で森の坂道をぴょんぴょん下りる
そこにゆいちゃん、わこちゃん(うさぎ組、年中)も加わり
下りていく

最初、片足で下りる、両足で上る
ということを繰り返していたが
それだけでは物足りなくなったのか
上りも片足に!!
坂道を片足でぴょんぴょん上る

「できた~!できた~!」
と、みゆうちゃん
とっても楽しそう

何度も何度も3人で上り下りを繰り返していた
あまりにも楽しそうなので
周りにいた子も混ざっていく
何度もやっているので
「つかれた~」
の声も聞こえる
しかしまたすぐ復活して(時間にして数秒)
片足で上り下りをしている
信じられない体力!バランス!

途中でみゆうちゃんと目が会い
「まなみちゃんもやってみて!」
(きた~!!!)
さっそくやってみる
(なんでもやってみないと気がすまない)

これはきつい!
下りは自分でブレーキをかけながら下りなければならないし
上りは自分の体重を上にジャンプしながら
上らなければならないしバランスが難しい
体力がなければ何度もできない

毎日森や川を歩き
(歩かせていただき)
体力もついている
子どもたちのなんだろう?という気持ち
不思議が森にはたくさんある
興味をひくことがたくさんある
棒が剣になったり、鉄砲になったり、
お料理するフライ返しになったりする想像力が豊かになっている
などなど(ここには書ききれない)
森や川で子どもたちがものすご~く育っている

たくさんの幸せな時間を過ごさせていただいている
そのことに日々感謝しながら
子どもたちの大切な時間を一緒に過ごしている

森で何度も
「できた~できた~」
「つかれた~」
が響いていた

スタッフ まなみ