保護者の声

Aさん(年少児母)

1,ピッコロってどういうところ?
みんなで一緒に子育てするところ。子育ての大変さも喜びもみんなで味わえる。

2,ピッコロに入って子どもはどう?
毎日泥だらけになって思う存分外遊びを満喫してます。

3, 保護者が運営に関わるのって大変?
まだ始めたばかりなのでちゃんと分かってませんが、大変だけど楽しそう。

4,北杜市ってどう?
お米も野菜も水も美味しい。
木々や鳥や動物や虫など自然を身近に感じて毎日すごせる。

5,移住って大変?
車を運転出来れば何とかなる。

Bさん(年中児・卒園児母)

1,ピッコロってどういうところ?
自分にうそをつかない、本当の気持ちに素直にいる…「ホントのところで生きること」を子どもも親もやる。

2,ピッコロに入って子どもはどう?
自分の心を橋のたもとにおいて渡っていくように人の基準に合わせるのではなく、自分で決めるようになる。

3, 保護者が運営に関わるのって大変?
やることを先生が決めてくれて、プリントも結論も用意してくれてある学校と親の関わりとは違う。
保護者も先生スタッフと一緒に考えて決めるので、楽ではないけど、それが自分や子供のためにもなっているので苦ではないし、そこに時間を割いたとしてもそこに深い意味があるので良い時間だったと思う。

4,北杜市ってどう?
人が密集していないので、三密を避けやすい。
人が少ないので、周りに気を遣って注意することが、たぶん都会より少ない。
子どもが子どもらしく過ごせる環境。

5,移住って大変?
移住して良かった。
食べ物が身近にあって、川で遊んだり、虫を捕まえたり遊べるものがたくさんある。
自分たちの生きたい生き方に近づいていっていると思う。

Cさん(年長児・卒園児母)

1,ピッコロってどういうところ?
子どもや保育の様子がいつも見られるのがすごい。
子ども同士のこともよく知っているので、保護者同士で子育ての話がしやすい。

2,ピッコロに入って子どもはどう?
気持ちの話ができるようになった。

3, 保護者が運営に関わるのって大変?
学校でもPTAや草刈りなど、子どもが通っている場に関わる機会があるので、それと変わらないと思う。

4,北杜市ってどう?
涼しくて最高。東京も近い。
野菜が安くておいしい。

Dさん(年長児・卒園児母)

1,ピッコロってどういうところ?
子どもを見る視点が変わったことで、そもそも子どもはみんな無償の愛を持って生きているのだなぁと気づけた。よその子どもたちの存在も愛おしい!

2,ピッコロに入って子どもはどう?
その子がもった本来の姿のまま成長している。
3人きょうだいで、ピッコロっ子は2人だけれど、家族のかたちもよく見えるようになった。

3, 保護者が運営に関わるのって大変?
ピッコロの運営は指示で動くわけではないので、自分のペースや状況を見ながら関わっていきたい。それは、親のこれからの人生においても、非常に生きてくる経験だろうと思う。

4,北杜市ってどう?
新鮮なお野菜をいただく機会が多く、とても助かる。
また旬のものと出合うと、季節の保存食をつくりたくなるので、台所仕事が忙しくなる(笑)。
市内にスケートリンクがあり、ピッコロOBの長男は冬期の間だけスケートクラブでガンガン滑っている。ウインタースポーツ最高!

5,移住って大変?
移住者には変わりがないのだけれど、移住者の顔で暮らしていくのではなくて、地元の方たちが大事にしていることを感じながら、ここで子育てをしていきたいと思うようになった。地域の方々には、親子共々とてもよくしていただいている。

Eさん(年少児・卒園児母)

1,ピッコロってどういうところ?
みんなが自然に助け合ってるところ

2,ピッコロに入って子どもはどう?
子どもが変わったというより、私が子どもと話しができるようになってきた。

3, 保護者が運営に関わるのって大変?
楽しい!

4,北杜市ってどう?
気持ちいい風や水や土!

Fさん(年中児母)

1,ピッコロってどういうところ?
子供たちの優しさに気づかせてもらえるところ

2,ピッコロに入って子どもはどう?
子供自身に考える時間を惜しげもなく与えてくれる場所がピッコロで、考える力がものすごく身に付いていると思います。

3, 保護者が運営に関わるのって大変?
大変なこともあるけど、大人が、自分のことは人任せにせず自分で決め、自分でやるという姿勢を見せることで、子供に伝えられるものは大きいと思う。

6,その他
私は南アルプス市から一時間かけて、通っています。入園前は、三年間通いきれないかもしれないけど、後悔したくなかったので、まず一年、できるところまでやってみようという気持ちで入園を決めました。実際通っている中で、大変なときは保護者たちが助けてくれるので、とてもありがたいです。今は仕事もできないけど、子供の成長を自分で見て感じられることは、とても贅沢な幸せだと思います。

Gさん(年長児母)

1,ピッコロってどういうところ?
3~5歳までの異年齢の子どもたちが群れで育ち合うところ。
そして、保護者もまた、保護者同士群れで自分の子どもも他の子どもも一緒に育て合うところ。

3, 保護者が運営に関わるのって大変?
大変さは人によって感じ方は違うと思いますが、大変な時は他の人に頼ることも大切だと思います。みんなできる範囲でやっています。

4,北杜市ってどう?
お野菜いろいろあって、美味しいし、安い!
パン屋さんのレベルが高い!しかも、美味しいパン屋がたくさんある。

5,移住って大変?
大変だと思ったことはない。周りに住んでいる人とのコミュニケーションも結構あるので、住みやすい。不便なことは病院が少ないこと。

Hさん(年長児・卒園児母)

1,ピッコロってどういうところ?
 子供が多方面に生きられる場所、子育てを通した親育ての場、本当の自分(子供)に気づく場所、子供のことが大好きになる

2,ピッコロに入って子どもはどう?
 子供はもともとそうであっただけで、親である私たちが子供の色んな面に気づいているような気がします
 子育てが本質的なところで楽になり、子供(や自分)の受け入れがたい個性も魅力だったと気づかされる日々です

3, 保護者が運営に関わるのって大変?
 運営に関わることで、保育と理念に沿ったコミュニケーションが可能になり、子育てという共同作業をする上での信頼関係の基本となっていると考えます。
 運営に関わって5年間で感じたことは、運営に関わることで保育の話が少しずつ深さを増して理解できるようになってくるという感じなので、大変かと言われると大変かもしれないけれど、子育てに近道はないと言うし、一生に一度くらいは一人の子の人生にどっぷり関わってみるのはその後の子育てにおいて宝となると思っているので、大変という側面だけで答えたくないという思いです。

4,北杜市ってどう?
 都会育ちの自分たちにはちょうどいい具合に田舎で、ちょうどいい具合に便利なところ
 おもしろい人たちの住むところ
 困ったことのほとんどは何とかなる、人助けの好きな人が多いところ

5,移住って大変?
 移住を決めるまでが一番大変だった。
 夫婦間にある温度差を縮めるのが挑戦だった。
 また、両親を置いていく罪悪感との闘いだった。(実はそれが親として自立するための試練だったと後に気づく)
 仕事、住居探しも大変だったがこれらは人脈を大切にしていれば何とかなると思う。
 
6,その他
 親もみんな最初は初心者のはずなのに、子供ができた途端に抱えきれない責任感と間違いのない躾を要求される。
 都会だとそれに加えて塾だ習い事だと、毎日子供も親も忙しくて、親として育つ暇がない。
 ピッコロはゆっくりとした田舎の時間の中で、ひとつのことにじっくりと向き合い、人が無視しがちな心の変化に丁寧にゆっくり向き合う機会を与えてくれる。
 向き合ったからといって正解を得られることではなく、悩みが尽きることはないのだがその過程で親は育てられる。
 育てられると言っても何か指標があるわけではないし、人それぞれ育ち方が違うし違って当然なので具体的には何も示す術がない。
 でも間違いなく言えることは、みんな何かに向き合っている時、とても美しくて感動する。
 人としてちゃんと生きている気がする。生きるのが楽になる。
 信頼できる素敵な人たちは【ママ友】ではなく【戦友】とか【仲間】と言える。
 一風変わった子供として不器用に生きてきて、まさか大人になってそんな人たちに出会えるとは思っていなかった。
 それがが一番の嬉しいポイントかもしれない。