ちゃんと聞いてた?

帰りの会で今日の感想を言っていた子ども達。
2人の年少さんが自分のことをやっていて話しを聞いていなかった。
それに気付いた
年長さんが
「もう1回言ってあげるよ」
という。
年長・年中さんが、先ほど言った同じ事をもう1回言ってくれた。
丁寧に時間をかけて話しをしてくれた。
「ちゃんと聞いてた?」
と、年少さんに確認している。
話している最中にもどうしても遊んでしまう年少さんを見て、
「また~?もう1回言ってあげるか」と腰をあげて言ってあげる子ども達。
このやりとりが数回続いた。
そこに「話しを聞いていないのはどうしてだめ?」と聞く先生。
年長さん
「学校の先生がパンやりますという時、わからないから」
という。
話しを聞いていないと困ってしまう年少さんのことを思い、
自分の言葉になって説明する年長さん。
マニュアルでもなく、ルールでもなく、
ちゃんと人の話しを聞く理由がわかっている。
それを伝えてくれた。
こないだの朝の会で色んな話しをしている中で、
年長さんたちが
「おーちゃんたちにお世話になった」
という言葉を言っていた。
今、小学2年生の子たちに感謝していた。
ずっと続いていく、、、
ぐるぐる巡って広がっていく、つながっていく。
この言葉を聞いて涙が出そうだった。
保育スタッフ まなみ