あなたがそこにいること  卒園式

 

『 わたしたち親が こどもたちにできることは

  ただ、話をきいて 

  まいにち、 ごはんをつくって 

  洗濯して お弁当つくって 掃除して。。。

  ただただ、応援することだけ。

  それしか できることはないのだなぁ、とおもう。

  こどもは 勝手に育つのだから         』

 

卒園の祝辞でいただいた ことばときもち。

ほんとうに そうだな

きっとほんとうにほんとうに そうなんだろうな、と おもう。

 

よりよく しあわせに生きられるようにと 

色々を足してゆくのじゃなく

『その子そのもの』として 真に 自由に生きられますように。

 

きっとほんとうは

それだけが 願い。

 

だめでもいい

できなくてもいい

自分を 肯定できなくても いい

ただ 幸福感に 満たされていてくれればいい。

 

だから   

ただ  温もりさえ 伝わってくれたらいい。

 

『 ほんとうの  あい

  ほんとうの  なかま

  ほんとうの  じぶん 』

 

愛は 温度なのだと

わたしのしらない わたしが おしえてくれる。

 

親だとか 

そうじゃないとか  そういうことじゃなく。

こうなってほしい、と願い

意図して仕掛けるのでもなく 誘導するでもなく。

方法でも 知恵でも 工夫でもなく。

 

そこに そのままのあなたがいること。

 

あなたの その 眼差しで 背中で

よろこびで

温度で 

こどもたちは 幸福に生きられる。

きっと わたしも。

 

そんなことをおもった、卒園式の夜。

 

おめでとう。

 

そして 

ありがとう。

 

年少保護者 

まいにち(ひのとの)かあさん mii