心の見方

先日のうさぎ(年中)組さーちゃんがみんなの前でお話ができないことのつづき。

ついに、帰りの会で発表できたさーちゃん!
なんで言えたのか家で聞いてみた。
「あのね、ここ」
自分のお腹のあたりを指しながら、
「勇気ボタン、押せたの。さーちゃん手が届いたんだよ、大きくなったから」
真面目に、どこか神妙な顔でおしえてくれた。
「さーちゃん、がんばらなかったんだねー」
と言うと、
「うーんとー、考えたら、ちょっと違った」
「がんばらないじゃなかったの?」
「がんばり過ぎるとだめだけど、全然がんばらないでもできなくて、中くらいがんばるだった!」
キラキラした目で、表情は晴れ晴れしていた。
散々自分の心と向き合ってきたんだろうなぁ。
子どもは少ないボキャブラリーで話してくれるので、うっかり適当に聞いてると逃してしまう。。。
「あしたもその次もさーちゃん言うよ!パインさんたち、喜ぶだろうなぁ」
みんなが、自分のニュースを聞きたがっていることを信じきっているこの満々の気持ち。
あ〜幸せそう。
年中児保護者 吉田みーこ