子どもの目線

先日、大雪警報も出たぐらい雪が降った
ピッコロの園庭も、もちろんたくさん雪が積もり
冬休み明けの子ども達が元気に登園してきた

そりすべり、雪だるまづくり、かまくらづくり、ゆきがっせん、、、など
それぞれ好きな遊びをしていた

ふとみると、雪の中に埋もれている
うさぎ組のきーちゃん(年中)が見えた
動きが少ない
寒くて動けないのか
気になりそーっと見に行ってみた

もぐらのような格好で、大人のひざぐらいの深さの雪を掘っていた
すると急に手が止まる

また掘り始める
また手が止まる

またまた掘り始める
を繰り返していた

すると、きーちゃんの手が止まり
「雪ってこんなに白いんだ~」
とつぶやいた

宝物を見つけたような顔で
そのあともしばらく雪を見続けていた

いつも、なんでもよく見ているきーちゃん
前にも、きーちゃんは転んでもすぐ立ち上がらなかったことがあった
痛くて起き上がれないのかな?
と思っているとそうでなはなかった
顔のすぐそばにある土を、虫を、草を見つめていた

きーちゃんには何が見えているのだろう?
一度きーちゃんの目線で見てみたいと思った

スタッフ まなみ